blog
2025/04/13 08:36
PPMøbler訪問のあと通訳の海野さんと別れ、コペンハーゲン郊外の街Charlottenlundに住むデンマークの友人Nielsen夫妻のお宅を訪ねます。
Charlottenlundは「シャルロッテンルン」みたいに発音します。英語式に言うと「シャーロットランド」ということになるのでしょう。
Nielsen夫妻は6年前、広島の観光地宮島で偶然に知り合ったご夫婦です。出会った翌日には私のアトリエを訪ねてくれました。それから時々メッセージの交換を続け、今日の再会となりました。
鉄道の乗り方にも少し慣れた私たちは、無事にCharlottenlundに到着。

駅から徒歩でNielsen宅に向かいます。ここはGentofte市です。Gentofte市と言えばWegnerさんの自邸、すなわちWegner Studioがある街です。地図で見るとNielsen宅はWegner Studioから東に2キロほどの海岸近くでした。
Charlottenlund駅の東側には広大な森があります。森林浴そのものと言える小道もあり、近隣住人の憩いの森となっています。

高級住宅街の中にNielsen亭はありました。6年ぶりの再会を喜び、住まいを案内してもらいました。デンマークのHyggeを形にしたようなインテリアはそのまま雑誌に写真を載せたいくらいです。キッチンは、日本と違ってあまり炒め物とかしないのか換気扇もとても小さく、そのかわり照明や壁の飾りなどが美しくリビングの一部のようです。
ここでデンマーク料理のスモーブローを各自作り、それを隣のダイニングで白ワインとともにいただくというスタイルでした。デンマーク人が薦める食材の組み合わせで作るスモーブロー、まさに本物のデンマーク家庭料理です。白ワインとの相性が抜群でした。満足。
残念と言えば、室内外の美しい写真をたくさん撮ったのですが、プライベート空間なので、一般公開はしないでほしいという彼らの希望により、ここに写真を載せるのは控えます。
それにしても、6年前広島で偶然出会ったデンマーク人夫婦のご自宅を訪ねるとは、縁を大切に思う気持ちに国境はないのですね。
たくさんいただいたあと、コペンハーゲンのホテルまで車で送ってくれました。海沿いの道を通りましたが、このあたりはリゾート地のような趣の高級住宅街と言えるでしょう。
2024年9月18日デンマーク最終日。今日はコペンハーゲン市内を歩きます。
まずはPPMøblerフラッグシップストア
そしてストロイエに近いFredericia Furnitureショールームです。

どちらでもフレンドリーなスタッフが対応してくれましたが、今日は通訳の海野さんはいません。私の英語力では十分な会話ができなかったのが悔しいところでした。そのかわりデンマークをたくさん感じてきたつもりです。
Fredericia Furnitureショールームを出てストロイエに向かって歩いていると、昨日会ったばかりのNielsenの奥さんHenrietteとばったり会いました。この近くで仕事をしているとのこと。コペンハーゲンでたったひとりしか知らない友人に偶然会うとは、こんなことがあるんですね。
そのとき撮ってくれた写真です。

翌日、コペンハーゲン~ドーハ経由で関空。新幹線で広島駅に到着しました。
人生最大の冒険旅行でした。普通考えられない程の充実した旅でした。
この経験を今後にどれだけ活かせるか、です。
会社勤めを辞めてからミニチュアの仕事を始め、今が人生で一番充実していると日々感じておりましたが、これほど緊張と興奮の体験が待っているとは。ありがたいことだとしみじみ思います。
Carl Hansen&Søn訪問のきっかけを作って下さった島崎 信 先生他、多くの方のご助力に感謝します。
そしてデンマークでお世話になった大勢の皆さん、本当にありがとうございました。